「クリスマス」について……クリスマスは、「Christ mas」(キリストのミサ)ですから、「クリスマスミサ」はおかしいですね。
正しくいうなら「主の降誕のミサ」というべきだと思います。
でも教会でも「クリスマスミサ」って言ってしまうので、もう仕方がないか。「ミサ」をしない教派でも「クリスマス」っていうし‥‥ま、いっか。
さて、その「クリスマスのミサ」(じゃなくて「主の降誕のミサ」)
は1つではありません。
イブの比較的早い時間に行うミサは、「前晩のミサ」
深夜に行うのが、「夜半のミサ」(これが中心)
25日の朝早くに行うのが「早朝のミサ」
25日の通常時間に行うのが「日中のミサ」です。
深夜に行うのが、「夜半のミサ」(これが中心)
25日の朝早くに行うのが「早朝のミサ」
25日の通常時間に行うのが「日中のミサ」です。
それぞれ、ミサの典礼文や聖書朗読が違います。
でも、まあ、これを全部やるのは、修道院くらいでしょう。
一般の教会では、「夜半のミサ」を夜7時くらいと、夜中の12時くらいにやって
でも、まあ、これを全部やるのは、修道院くらいでしょう。
一般の教会では、「夜半のミサ」を夜7時くらいと、夜中の12時くらいにやって
(この2つは同じもの。どちらかに出席する)
25日は「日中のミサ」ですね(教会によってはこれも2回くらいやったりします)。
ちなみに、シャルパンティエの「真夜中のミサ」は、「夜半のミサ」になりますね。
アマデイ作曲「降誕祭の夜」……も話を聞いたことがあると思いますが、
この「夜」は「イブ」つまり24日の夜のことです。
25日の夜ではありません。
そして「イブ」は夜であって、「前日」ではありません。
教会ぼ暦は夜(日没)から始まるからです。