2022年11月22日火曜日

アンサンブル・パルナス東京 第2回演奏会

今日は「アンサンブル・パルナス東京第2回演奏会」に行ってきました。
「秋の星空バロック 」という副題付き………ですが、昼の部に行ったので、「星空」じゃなかったですが……。
(平日の昼間でしたが、感染対策のため満席にはしないようにしたらしいので、ほとんどいっぱいだったと言えるのではないでしょうか)

一年前の第1回も行きました。演奏会は2回目とは言え、出演者の方達は、古楽の世界では有名な実力者ばかり、過去にいろいろな形で演奏を聞かせていただいている方たちなので、もう安心して聴ける、というより楽しみ以外何もない!!

以前は、演奏会に行くと、「勉強」「この曲だったら、自分のところでも弾けるか?」など余計なことを考えながら聴いていたものでしたが、ようやく最近は楽しめるようになりました。(それでも、アルマンド の次の選曲などは考えてしまいましたが。)

ヨーロッパのバロック音楽ですから、構成が同じようになるのはある意味当然ですが、今日の演奏会でも、フランス→イギリス→ドイツと、国のつながりで演奏していました。(アルマンドも同じような感じでしたね。)

ラモー(フランス)はやはり、優雅な香り漂う音楽。

次はヘンデルのオルガン協奏曲、ポジティフオルガンの中でも結構大きいオルガンを持ってきていて、コンチェルトの時は真っ正面に移動し、さらに、扉も開けて演奏していました。

そして第1部のラストは、ブランデンブルク3番!!!
弦楽器奏者が燃えているのがとてもよくわかりました。あれは燃えるでしょう!!!
はい、次回アルマンド(いつだ?)で演奏決定!!

楽譜上は、ヴァイオリン3、ヴィオラ3、チェロ3、+通奏低音
ですが、ヴァイオリンは6人で弾いていました。バスは、ヴィオローネ2台(1つはバロックコントラバス?)とチェンバロ でした。あれ、先日のアルマンド とぼぼ人数は一緒じゃないか、ならOK(何が?)。

休憩の後は、管弦楽組曲第3番。トランペットが高らかに歌っていました。オーボエは、弦と本当によく溶け合うな、と思いました。ティンパニ、派手でした。

この編成ではアルマンドではできないけど、初期稿は弦だけだった、という説もあり、その編成か管楽器を置き換えて編曲して……いつかは演奏したい曲です。

最後は、なんとオルガンの「トッカータとフーガニ短調」超有名なオルガン曲を、全員で演奏できるように、編曲されていたものでした。これまた皆さん燃えていること!!

でもこれ、合わせるの大変だっただろうと思います。一流のプロの方たちばかりで、全員集まれる日も限られていだでしょうから、数回で仕上げたんでしょうけど‥‥すごっ!!

ま、とにかく大満足のコンサートでした。

お招きいただきありがとうございました。(すみません。)

 アンサンブル・パルナス東京 第2回演奏会
秋の星空バロック
2022年11月22日(火)

J.Ph.ラモー : 英雄的パストラル「ナイス」より
G.F.ヘンデル : オルガン協奏曲 ヘ長調 作品4-4 HWV292
J.S.バッハ : ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
J.S.バッハ : 序曲(管弦楽組曲) 第3番 ニ長調 BWV1068
J.S.バッハ : トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 <編曲:田崎瑞博>

【おまけ】

去年はこのコンサートの前に成城まで行って、銀杏並木を見てきたのでした。雨だったけど。今日は天気良かったけど、行けませんでした。成城の銀杏、懐かしいからまた機会を見て行ってこよう。

今年は栃女に行く途中の幼稚園の銀杏(の黄葉)も見られるか、どうか、、、微妙です。)