2018年10月1日月曜日

「マンドリン室内楽の午後」が無事終演

遅くなりましたが、昨日、二重奏と四重奏の演奏会「マンドリン室内楽の午後」が無事終演しました。台風のことが気になって開催も危ぶまれましたが、思いの外天気も持ち、なんと打ち上げしてから帰ることができるほどでした。

この悪天候にもかかわらず、たくさんの(?)お客様にいらしていただき、感謝感激です。ありがとうございました。
出演者と、お手伝いの皆様、本当にありがとうございました。

自分の演奏を振り返ると残念な点も多々あるのですが(録音を聴くのが恐ろしい)、でも、今思い返すと楽しかったな、というのが本音です。

二重奏は、練習回数が少なく、新曲も多かったので、本番ではとにかくそつなく弾けるようにとかなりの緊張感でした。まだ指がうまく回らないようなところもあり、ドキドキでしたが、それほど大きなトラブルがなくできたような気がします。発表会と、先週の「ミドルエイジ」と2回舞台を踏んだ曲は、その経験が活かせたと思っています。

四重奏の方は………会場がよく響くので、4人だけにもかかわらず、厚み、迫力のある音が出せ、また、2曲とも長く練習してきた曲だけに良い雰囲気で弾けて、本当に気持ちよく弾けました。KV80は直前まで弾けなかった難所がなんとかクリアできたものの、所々、単純なミスをしたのは少々残念でした。

そして何と言っても一応今回で一区切りになるKV575。もう1年半くらい練習してきたもので、とても大好きになった曲なのですが、なんと、出だしでありえないミスをおかし、一瞬止めようか、と思ったのですが、そのまま進めてしまいました。これが心残りです。でも途中から本当に幸せを感じながら演奏できました。

私は今までもそう思ってきましたが、改めて思いました。
このような、原曲の素晴らしい、質の高い曲を演奏すると、たとえマンドリン属で弾くことと、技術的に足りない者が弾くことで演奏の質が落ちたとしても、それでも原曲の質の高さが、それを補って余りある、と。
ですから、これからも、モーツァルト(に限らず、他の作曲家も含めて)の名作を取り上げて演奏して(学んで)いきたいと思います。

改めて、ご来場の皆様、共演者の皆様、会場で手伝ってくれた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。